田んぼの中の工場で無添加を極める。
私はちょうど工場の設備が大型化したりクリーンルームが稼働しはじめた時期に入社したので毎日勉強の連続でした。入社当初は無添加製品をよく理解していなかったのですが、先輩方が試行錯誤を繰り返し無添加のハム・ソーセージを作る姿、意義を熱く語る姿を見て考え方が180度変わりました。
無添加でのものづくりは徹底した衛生管理、最新の設備、卓越した技術が必要になります。無添加製品は非常にデリケートで、毎日安定して良い製品を出すためには妥協をせず、日々スキルアップに取り組む前向きな気持ちは欠かせません。
業界ではトップレベルの工場だと自負していますが、まだまだ目指すべきゴールは遠いと思っています。常に新しいことに興味を持って失敗を恐れずに挑戦できる人が向いていますね。私もどれだけ失敗したか分かりませんが先輩の方々に手間暇かけてここまで育ててもらいました。
これからはさらなる機械設備による合理化はもちろん、私たちベテランが培ってきた技を後輩に丁寧に伝えていくとともに、一人ひとりが働きやすく成長できる環境を整え、笑顔の絶えない工場にしていくのが使命だと思っています。