私のものづくりの考え方は自分自身の「無添加」へのこだわりもさることながら、添加物を使わないハムやソーセージを求めているお客様に食べていただきたいという思いが第一にあります。
食べた方からからご自身を含めお子さんやお孫さんが「喜んで食べました！」いう声をいただくのが一番嬉しく感じますし、やりがいにもつながっています。
製品開発で一番大切なことは基本を外さないこと。日々の作業のプランニングとビジョン積上げながら数年先の未来を見据える力が必要と考えます。語ることも大切ですが、「おいしくて安心・安全な製品を生み出す」というテーマを常に考えて行動に移し、ひとつひとつ経験を積み上げて新しいものを生み出していくことができる方と仕事をしていければと思います。

品質管理の仕事は毎日何事もなく製造できる状態にすること。工場や従業員の衛生管理はもちろん、製品の細菌検査やラインの拭き取り検査、仕様書や製品の裏面などに貼るラベルの作成が主な仕事です。
栄養関連の短大を出て入社してからずっと品質管理一筋でやってきましたが、無添加でのものづくりは検査の頻度が高く、品質管理を高めようとすると現場の負担が大きくなるのが課題でした。
以前はこちらから現場にお願いしたり指示を出したりすることが多かったのですが、現在は「お客様に喜んでいただける品質のものをつくる」という共通の目的を達成するための一つのチームとして密なコミュニケーションを心がけ、高品質を支える縁の下の力持ちの役割を担っています。